朝礼っていつも悩む

保育士には朝礼というものがあります。
朝礼は、保育士同士で行うものもあれば、園児たちに向けて行うものもあります。
この朝礼は土曜日を除いて毎日行いますので、何を話せばいいのかネタ探しに悩んでしまいます。

基本的には、毎日きちんと生活しましょうね、ということを軸に話をしています。
園児的な「毎日きちんと生活する」ということになると、手洗いうがいをちゃんとする、とか、ごはんは残さないで食べる、ということがメインになるので、手洗いうがいについてはほぼ毎日言っています。
それでもやらない子がたくさんいるのですが……(笑)。

特に冬場、風邪やインフルエンザが流行りだすころになると、手洗いうがいはとても重要になりますので、さらに毎日のように言い聞かせますが、年長児になると「それ昨日も聞いたよ」といってくる園児がいたりするので、志向を変えなければならなかったり。
でも、毎日いろいろな話というのはなかなかできないものなんです。

こういうときは、インターネットで朝礼にどんな話をしているかということをネタ探ししてみたりするのですが、あまり有益な情報が見つからないことも。
そうなると、結局次の日も前日と同じようなことをお話するようになってしまいます。

保育士同士で行う朝礼は、園児の様子などを報告し合ったり、保護者からの申し入れなどの報告があったりします。
各句クラスでインフルエンザで欠席している園児が何人いるか、ほかの園ではどのくらいの人数になっているかなどを把握し、保育に活かします。
ケガをしている園児がいたら、日常生活のサポートを各保育士が行えるように周知されるということもありますね。

子供たちの健康状態を把握するためには、保育スタッフ同士の朝礼はとても重要なので、毎回しっかりと参加していますが、この朝礼でも保育士が順番で何か話をしないといけないことがあるので、これを考えるのも結構大変です。
自分の順番はたまにしかこなくても、保育士の話というのは毎日あるわけで、前日の人と似たような話になってはいけませんし、けれどどんどんネタは尽きてきて……。
そういえば、今度の朝礼当番がそろそろでした、こちらの話も考えておかなければ。

こうして考えてみると、保育士の仕事というのは本当にいろいろなものがありますよね。
すごく大変なのですが、人によってはいろいろなことをやるので飽きが来なくてよいという方もいらっしゃるかもしれません。
実際に私も、大変だなと思うことはありますが、仕事がつまらないと思ったことはあまりないので、かなり向いているのかも?